注射基礎知識を知る

看護師の方は様々な活躍の場がありますよね。クリニックで活躍している方もいれば、入院病棟がある大規模な医療機関で活躍している方もいると思います。大規模な医療機関で活躍している方の中には入院している患者さんを担当している方もいるでしょう。様々な症状の方を担当することになるので毎日注射や採血が必要な場合もあります。

ここからは入院している患者さんへの注射基礎知識についてご説明します。まず、患者さんへの注射の場合には治療内容によって毎回時間が変わったり、投薬量が変わることがあります。そのため、どんなに慣れている患者さんであっても必ず正しい時間かどうか、正しい製薬で正しい投与量となっているかを確認が必要です。万が一、これを間違えてしまうと患者さんの命に関わることもありますからね。「いつもと違う」という時には自分で判断せずに、担当医に確認をしてから注射を行う様にしましょう。患者さんによっては、手技や速度などが異なることもありますので、これらもその都度確認しながら行っていく必要があります。点滴の場合には、ラウンドごとに患者さんと注射の様子を確認していくことも大切です。入院患者さんにとって、注射というのは大切な治療の一つですから、間違えてしまえば人体に支障が出てしまう可能性もあるため、確認作業は怠ってはいけません。慣れてくるとついつい怠ってしまいがちですので毎回確認するよう癖付けましょう。
看護師の方は、入院している患者さんの注射や採血を担当することがあると思いますが、毎日行っている内容でも必ず確認して正しい医療行為を行わなければなりません。